嘘のようで本当の出会い

20歳のときに出会い系で出会い、付き合った話しになります。

当時、別に女性との出会いがないという理由ではないのですが、全く知らない女性と出会い、メールのやりとりをするドキドキ感が好きで、その日も出会い系サイトの掲示板を利用し、メールを募りました。

「まずはメールから始めませんか?遊びとか身体だけの関係は求めていません。」

と、体目的ではないことアピールし、掲載しました。

当時はサクラとか業者はあまりおらず、掲示板に投稿すれば、7~10人ぐらいからメールがきたものです。

何人かからメールがきた時に、とても可愛い女性Aが目にとまりました。

凄くタイプだったので、すぐに返信し、やりとりを始めました。

Aは一つ年下の社会人で、住んでいるとこも近く、色々やりとりしていくうちに大分仲良くなりました。

しかし、Aは用心深い性格のようで、食事や飲みに誘っても、うまく断られてしまい、会えずにメールだけが続く日々でした。

こうなると、私の中で疑問がわいてきます。

実は画像の女性は別の人のもので、本人ではないのではないだろうか?

探りをいれるため、右手にハートを書いた紙を持った写真を撮って送ってほしいと伝えました。

もう断られるならメールをやめてもいい、Aが別人なんじゃないか?という疑問が頭にある。

と彼女に伝えたのです。

すると数分後、指示した通り、ハートを書いた紙を持つ彼女の画像が送られてきました。

本人だということでホッとして、私と会ってもいい気持ちになるまで、メールのやりとりだけで我慢すると伝えました。

Aは名前だけは教えてくれたのですが、名字は教えてくれないという用心深さでしたが、本人と分かった私は、特に問い詰めることもなく、メールだけの日々を続けたのです。

ある日、一人暮らしの私は近くのスーパーに買い物に出掛けたのです。

入り口でカゴをとり、入店すると何かカードが落ちていました。

拾うと健康保険証でした。

名前を見ると女性で、住所も近所。

下心が無かったと言えば嘘になりますが、大事なものだし、悪い人間に拾われれば悪用されかねない。

ましてや、無くした本人は困っているだろうと思い、買い物をやめ届けることにしました。

住所と名前を頼りにたどり着いたのは普通の一軒家でした。

インターホンを押すと、可愛い声で応答がありました。

事情を話すと、慌てて玄関に出迎えてくれました。

扉が開いて出てきたのは、なんとAだったのです。

私の顔も知っていたAも凄く驚いていましたし、なにより私が一番驚きました。

もう笑うしかなかったです。

保険証を渡し、買い物へ戻りました。

それからメールでのやりとりはより親密になり、普通に会うように。

何度かデートしたりして、付き合うようになったときは、保険証のこともありましたし、運命の人だとお互い言い合ってました。

しかし、2年間付き合った後、別れてしまいました。

いまでも、出会い系で出会い、奇跡的にAの保険証を拾ったことを思いだします。

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